先日クリアしましたゼルダの伝説ムジュラの仮面3Dのレビューをネタバレなしでしたいと思います!
個人的なおススメポイントや面白かったところ、逆に少し不満だった点などを挙げていきますので、これからご購入を考えている方などの参考になればと思います!
ちなみに、私はオリジナルの64版はプレイしていないため、64版との比較はできておりません。ご了承くださいませ。
また、ネタバレありでもっと詳しく感想が知りたい方は、プレイ日記(全30回)も書いておりましたので、よかったらどうぞ~!
ゼルダの伝説ムジュラの仮面3Dとは
2000年4月24日にNINTENDO64用ソフトとして発売された『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』の3DSリメイク版です。
リメイクに当たって、細かいシステム調整や、釣り堀の追加等がされたそうです。
他ゼルダシリーズに比べると難易度が高いとされているそうです。
同じくNINTENDO64用ソフトとして発売され、3DSリメイク版も発売された『時のオカリナ』の続編となります。
時のオカリナ未プレイでも楽しめるようになっていますが、時のオカリナを知っている方がニヤッとできるキャラや要素が多いので、ぜひ合わせてプレイするのをおススメします!
主人公リンクが、タルミナという世界で、月の落下を食い止めるために3日間を何度も何度も繰り返す物語です!
※ムジュラの仮面3D公式サイトです。
おすすめポイント
キャラクターがとにかくコミカルでカワイイ!
私の一番の一押しポイントかもしれません。
キャラクターがとにかくかわいいんです!
特に主人公リンク!
時のオカリナに比べて、アクションが増えているので、なんかやたらとコミカルに見えてカワイイ!
仮面をつけると変身できるのですが、その変身後もなんかカワイイ..!!
おススメはデクリンクです。
メロメロでした。このゲーム最大の癒しと言っても過言ではありません…。
妖精も、スタルキッドも、タルミナの住人も、ちょっと不気味で愛らしくて、み~んな好きでした。
全体的に不気味な雰囲気でツボ
このゲーム、みんなのトラウマゲーとしても有名で、結構不気味なシーンだったりキャラクターだったり、ホラーなダンジョンだったりが存在します。
私もプレイ中、「怖すぎぃぃ!」と思ったシーンがいくつかありました。
でも、なんかそれが病みつきで…どんどん引き込まれていっちゃうんです!
怖いと言っても、ホラーゲームほどではないのでご安心ください。
ほんのちょっと、尾を引くだけです。
3日間を精一杯生きる!
このゲームの最大の特徴「3日間システム」。
月が落下してくるまでの3日間を、何度も何度も繰り返して、スタルキッドからムジュラの仮面を取り戻すのがこのゲームの目的です。
その3日間の間、町の住人たちは実際に生活をしています。
その暮らしぶりを追って、さまざまな事件を解決したり、謎を解いたりするのです。
今日できなかったことが明日できるようになっていたり、夜じゃないと出くわせない人がいたり。
あの日にコレをしておかないと、後々コレが出来なかったり….
手帳で住人のスケジュールや噂を把握して、3日間をフル活用して、ストーリーを進めていきます。
スパっと!3日以内に決まった時の達成感や爽快感。
…たまりませんわ~!!
サブイベントとミニゲームの豊富さ!
リンクが冒頭で訪れる街クロックタウンで、ボンバーズという人々の悩みを解決する少年団に出会います。
この子供たちと力を合わせて(?)様々なイベントをこなしていくのですが….これがものすごく種類が豊富!
サブイベント侮りがたし!です。
1つイベントが片付いた時の喜びったら….。
中には、コナン君のごとく推理して事件解決するものもあります。
ご褒美にお面をもらえたり、街の人に喜んでもらえたり…。
メインストーリーも楽しいけど、サブイベントやミニゲームの充実っぷりがすごかった!
すごく楽しかった!!
サブイベントも侮れない深いストーリー
ゼルダ特有の、あっさりしてるのに、深くて感動的なストーリー。
言葉は少ないのに、魅力的でこちらの心を揺さぶるキャラクター達。
今作も健在でした..!
メインストーリーもとってもとってもよかったですが、サブイベントにも心打たれるものがたくさんありました。
とあるサブイベントでは、感動で号泣させられましたね…。
戦闘の難易度はそこまで高くない
謎解きやダンジョンの難易度は高めのムジュラの仮面3Dですが、戦闘に関してはそこまで高くなかったように思えます。
このアクション音痴が言うので間違いないですよ。(*´▽`*)
もちろん、簡単に倒せない敵もたくさんいましたが、相棒の妖精チャットに話しかけると、敵の倒し方のヒントを必ずくれるので、苦戦することはあっても、詰んでしまうようなことはありませんでした。
リンクの体力が増えるアイテムである「ハートのかけら」も割とあちこちにあるし、ミニゲームでもよくもらえました。
さらに、ハート0になった時に助けてくれる妖精。
この妖精を捕まえるためには空き瓶が必要なのですが、ミニゲームなどをしっかりこなしていれば、この空き瓶が手に入る機会が結構多いため、戦闘苦手でもそこまでゲームオーバーにならずにクリアできました。
逆に難しいアクションがお好みの方は、ハートのかけらを集めないとか武器の強化をしない、とか色々自分で制限かけてプレイするといいと思います!
ヒントをくれるシーカーストーン
こいつの存在がどれほどプレイヤーを救ってきたか….。
前作同様、悩んだときにヒントをくれるシーカーストーンが存在します。
ネットで攻略法を調べると、ネタバレしすぎてしまうことがあるので、一度コイツに頼ることをおススメします!
前作時のオカリナとのつながり
冒頭でも述べましたが、前作時のオカリナをプレイしていると、感動が割り増しされるシーンや設定がたくさんあります。
謎解きや敵の倒しかたでも、時のオカリナを経験していることにより、簡単に閃くものがありました!
何よりも、キャラクターや作品への愛情が増して大好きになりますので、ぜひムジュラと時オカ、セットで遊んでほしいです。
(でもその分、謎もちょっと増えます。これはこれで考察しがいがあって楽しいです。)
ちょっと不満ポイント
謎が難しすぎて一人で解けなかった
ムジュラの仮面は、時のオカリナに比べると、謎解きの難易度がやっぱり高かったです。
さらにそこに3日間という時間制限が加わってくるので、もう必死!w
難しくてやりがいあって楽しいけど、たまに完全に詰むことがあって、お友達や攻略サイトやシーカーストーンに助けてもらいながらプレイしました。
「答えを見る」ということによっぽど抵抗がなければ、ほどほど~に攻略サイトや攻略本に頼ると、ストレスなくプレイできるかと思います。
妖精集めがちょっと苦痛
各ダンジョンで妖精集めというものが発生するのですが、これが結構手間でした。
メインストーリーには関係ないので完全に無視することもできるのですが、クリアしておいた方がいいことがたくさんあるので、先に早く進みたくても、なかなか無視できないのです。
これの難易度が結構高くて…。
攻略サイトによく頼っていたんですが、私は結構な方向音痴でマップを見るのが苦手なため、毎回ちょっと苦痛でした..。
好きな人は好きだと思いますけどね。
3日間システムに翻弄される
3日間システム。
いいところも悪いところも兼ね備えている、なかなか独特なシステムでした。
これのおかげで、本当にストーリーに深みが増していたし、やりごたえも十分でした。
…..が、時にプレイヤ―に意地悪すぎるのです!
月が落ちてくる前にオカリナを演奏して最初の日に戻るのですが、最初の日に戻ると、悲しいことに住人の記憶は当然消えているし、持っていたアイテムやお金もなくなってしまいます。(一部は引き継げます)
セーブのタイミングだったり、アイテムの入手時だったり、頭をひねらないと泣きを見ます。マジです。
私もたくさん泣かされました。
でも、だからこそ、無事にことを成し遂げたときの達成感がすごいんですけどね。
今となってはほんといい思い出なんですけど、プレイしているときはマジで3日間システムに翻弄されすぎて石コロになりたいときがありました。(笑)
貯金をし忘れたときの絶望感
これも3日間システムの影響によるものなのですが…。
最初の日に戻ると、それまで所持していたお金(ルピー)がすっからかんになります。
それを防ぐために、最初の日に戻る前に銀行にお金を毎回預ける必要があるのですが….たまに忘れるんですよね。
気づいた時の絶望感たらないです。
ただ、意外と救済措置が整っているので、ストーリー序盤でもお金集めようと思えば結構すぐ溜まります。(これがほんと救いです。)
やりごたえ十分すぎなアクションシーン
ゼルダの伝説といったら、色んなアイテムや能力駆使してのダンジョンクリアが見どころ!だとおもうのですが、今作のアクションも中々やりごたえがありました。
よく言えばね、「やりごたえがある」なんですけど、その….アクション音痴にはちょっとツライ箇所もあります。
リンクがかわいそうになるくらいいっぱい事故が起きました。
まとめ
すっごくやりごたえのあるゲームです!!
そして個人的にはす~っごく楽しかった!
難易度の高さにたまにちょっとストレス感じる時もありましたが(笑)、その分の愛着というか、思い出というか、病みつきっぷりがすごかった。
「みてろよ絶対クリアしてやるからな!」って意地になって3日間駆け回った日々が忘れられません。
このゲーム、負けず嫌いな方におすすめかもしれませんね。(笑)
サブイベントも含めると、やることが本当にたくさんあるので、次どこいけばいいんだ?と迷子になりがちでしたが、メインストーリーは進め方わかりやすくてシンプルでした!
なので、もしプレイしてイベント迷子になってしまったら、一度サブイベントすっぱり諦めて、メインストーリーを進めるといいですよ!
サブイベントは後からいくらでも回収できるので!
プレイ日記にも書きましたが、私がこのゲームに持った感想は「不気味でかわいくて愛しい」です。
私、「時のオカリナ」もものすごく楽しめましたが、ムジュラはもっと楽しめた気がします。
世界観がとにかく好きでした。
現代の、親切でストレスがほとんどないつくりのゲームに飽きた皆さん。
ぜひ、ムジュラの仮面3Dプレイしてみてくださいませ!
きっとなかなかの刺激を受けられるはずです。
以上、ムジュラの仮面3Dレビューでございました!
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